プレジャーボート(船舶)

いつかは、自らの手で大海原を航行してみたいとお考えの方も多いと思います。

「船を持っている」「マイボートを持っている」となると敷居が高い気がしてなりませんが、その目的や船の種類によっては十分に手に届く範囲にあります。
メンテナンスを行えば十数年仕様に耐えるのもですので徐々にステップアップすることも可能です。

プレジャーボートの楽しみ方

人それぞれ多種多様な楽しみ方があります。

釣り
自らポイントを探り当てたり、沖で大物を狙ってみたり。移動も自由ですので釣りの幅が大きく広がります。
マリンスポーツ
仲間を集めて水上スキーやウェイクボード、ジェットスキーなど、暑い夏空の下で風を切ってわいわい走行するのはとでも気持ちがいいものです。
クルージング
デイクルージングからロングクルージングまで都会の喧騒を離れ波の音、エンジン音に耳をかたむけながらの航行はとても安らぎを与えてくれるものです。はるか沖や無人島近辺に停泊し時間をゆっくり過ごすのも素敵です。
マリーナステイ
キャビン(船室)をもったプレジャーボートもあります。外洋が荒れていたとしてもマリーナで海上係留しゆっくりとした時間が流れます。
時にはマリーナと仲間とキャビンでコーヒーブレイクしたり、酒宴を開いてみたりすることもしばしばです。
ご自宅の書斎とは違った空間となります。
艤装、メンテナンス
案外と楽しくハマッてしまうのが艤装、メンテナンスです。
自分の艇ですから、使い勝手のよい様に自分流の部品をつけてみたり自分流の内装が徐々に仕上がっていく様子に満足したりします。
また、エンジンや船底のメンテナンスなど完了したときは気分爽快です。

船(マイボート)を持つということ

イメージしてみる
たとえば、釣りを思いっきり楽しみたい場合とウェイクボードを中心に行いたい場合では、船の形状やエンジンなどが異なってきます。
また、釣りをしたい場合でも湾内で釣りをする場合と沖でトローリングをする場合でも異なってきます。

大型の船はとでも高価なので、同じ意識をもつ仲間を集めて共同所有という道もあります。

駐艇、係留、保管場所
マリンスポーツ・釣り・プレジャーボートなどのマリンレジャー情報サイト 一番大きな難関は船を保管する場所です。
船の保管方法、場所、保管料金によって船体が制限されることもしばしばです。

マリーナ保管

保管料金はボートの長さ、設備、サービスやマリーナのロケーションなどのによって大きく異なります。
特別料金設定などもありますので、おおよその船の大きさ(長さ)を決めて地域のマリーナに問い合わせをしてみてください。

  • 陸上保管
    <メリット>
    船が汚れにくく潮によるドライブやエンジンへのダメージが少ないです。また台風などの気象条件に左右されません。
    メンテナンスが容易になります。
    <デメリット>
    出航のたびに、船を下架しなければなりません。
  • 係留保管
  • <メリット>
    もやいを解くだけで出航できる。
    マリーナの人員がいない早朝や夜でも出航できる。
    <デメリット>
    洋上に置いたままなので、潮による汚れが生じメンテナンス頻度が増える。

漁港に保管

漁港によっては、プレジャーボートを係留保管させてくれる場所もあります。
敷居は高いですが、その漁港の管理組合などに問い合わせをしてみてください。
(一部、市役所などの公共団体が管理している港も存在します。)

トレーラブル、カートップ

通常は自宅に保管しておき、牽引トレーラーや車の屋根に積み移動する方法。
<メリット>
下ろす港を選択できる。
<デメリット>
自宅に保管場所が必要になる。
大型の船はできなくは無いがトレーラー設備が大掛かりになる。

船種、エンジン

駆動方式

  • シャフト船
    エンジンからマリンギヤを経由してシャフトに力を伝えてプロペラを廻します。
    プロペラ自身は回転するだけで向きを変更は出来ませんから、進行方向の変更は別に舵をつけて方向変換をします。
    エンジンが船中央部になるのでデッキを広く使える。
  • ドライブ船
    マリンスポーツ・釣り・プレジャーボートなどのマリンレジャー情報サイト スターンドライブ船はエンジンからスターンドライブを経由してプロペラに力を伝えています。
    スターンドライブには減速器とシャフトプロペラが一体となっているので方向転換はスターンドライブを左右に動かせて推力方向を変更します。 
    従ってシャフト船に比較して小回りが効き、ハンドルの動きに早く反応します。
    エンジンが船尾近くになり重量が船尾に集中するので大型船には適しません。

  • 船外機
    マリンスポーツ・釣り・プレジャーボートなどのマリンレジャー情報サイト エンジン、ギア、シャフト、スクリュー等が一体となっています。
    エンジンが船尾となり重量が船尾に集中し重心も高くなりますが、非常にコンパクトでメンテナンス性に優れています。
    小型エンジン向け。
    昔、ヤンマーからディーゼル船外機のラインナップがあったようですが、現在はほぼガソリン仕様です。

小型船舶操縦免許船舶検査

モーターボート等を運転するためには、小型船舶操縦免許が必要で小型船舶に船長として乗船できます。
(船の大きさ、出力によっては小型船舶操縦免許が不要な船もあります。)

マリンスポーツ・釣り・プレジャーボートなどのマリンレジャー情報サイト 船舶の構造、設備等に関するして、法律(船舶安全法)に規定されており、これを定期的にチェックするための国の船舶検査を受けることが義務付けられています。

プレジャーボートまとめ

以上、考慮すべき点を記載してきました。
徐々にステップアップしていく姿をイメージしながら、現状でのベストセレクトを試みてください。

プレジャーボートの用語

海里(距離)、ノット(速度)
海里は、元々の由来は地球の大円上における1分の長さですが地球は真球ではないため場所によって長さが異なります。
現在では、国際海里(正確に1852メートル)が世界中で使われています。

毎時1海里の速度をノット(knot, 記号:kt, kn)といいます。すなわち、1ノットは1852メートル毎時です。
つまり20ノットで航行と言うと、約37km/h の速度であることがわかります。

総トン数
船の「総トン数」とは、船の大きさを示すもので、船の重さではありません。
全く同じ形状をした船を、一隻は鋼で、もう一隻はFRPで作ると、船の重さは鋼で作った方が重いのですが、大きさは同じなので同じ総トン数となります。
船舶の囲われた場所(閉囲場所)の容積に規則で定められた係数を乗じて算定します。

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