スキューバダイビングは、海事工事、水難救助、軍事などの職業的な活動としても行われますが、通常ははレジャーダイビング、レクリエーショナルダイビングを指すことが多いです。
<レクリエーショナルダイビングの緒元>
通常の潜水深度は30m、潜水時間は潜水深度などの諸条件によって異なりますがおおよそ40分~60分です。
<ダイビング器材>
スクーバ・タンク…空気を水中に携行するための容器。
レギュレーター…タンク内の圧力を呼吸に適した圧に調整しダイバーに供給する。
ダイビングスーツ…ダイバーを低体温と皮膚の損傷から保護する 。
BCD…浮力を調節する。ジャケット式のものが主流。
マスク…水中メガネ
フィン…足ヒレ
スノーケル…水面で顔面を水につけたまま呼吸できるようにする
ウェイト…ダイビングスーツには浮力があり、その浮力を相殺し潜行を可能にする
残圧計…タンク内の空気の残量を表示する
深度計…潜水深度を表示する
コンパス…いわゆる「方位磁石」。水中で方向を表示する
時計…防水時計である。
ダイビングコンピュータ…溶解窒素量を計算し潜水可能時間を算出する
<必要な資格>
日本の法律では業務以外の目的でスキューバダイビングをするのに資格は必要ありません。
ただ、潜水器材のレンタルを含むダイビング関連サービスを受けるためにはほとんどの場合Cカードの提示が必要で、スキューバダイビングの専門知識を身につけずに潜水を行うことは大変危険です。
<Cカード>ダイビング指導団体が技能講習を終了した者に対し発行する技能認定(Certification)カードです。
日本における指導団体は、下記が有名で海外旅行先でも通用する場合がほとんどです。
PADI – パディ(Professional Association of Diving Instructors)
1966年にアメリカで設立。全世界のダイバーの約60%が所属しているといわれる、名実共に世界最大のダイビング教育機関。
NAUI – ナウイ(National Association of Underwater Instructors)
1950年代初め(上記BSACよりは後と見られる)、アメリカのカリフォルニアで発足したナショナル・ダイビング・パトロールを前身とする。
また、潜水スキルにランクが設定されており、ダイバーとしての知識や技術、経験などを示す指標になっています。
◇スクーバダイバー
リーダーレベル(ダイブマスターあるいはインストラクター)の引率でダイビングを楽しむことができる。指導団体によっては、オープンウォーターと同等のレベルを指す場合もある。
◇オープンウオーターダイバー
バディーシステムを守りながら、リーダーレベルの引率なしにダイビングができる。最大潜水深度は概ね18m。
◇アドバンスドオープンウオーターダイバー
様々なダイビングテクニックを身につけ、海での遊び方を広げる。最大潜水深度は概ね30mないし40m。
◇レスキューダイバー
ダイビングでの緊急事態を予測・回避し、必要な場合にそれに対処するスキルを習得する。一見、危機回避・対処に関するスペシャルティコースのようにも捉えられるが、実質的にはアドバンスドオープンウオーターダイバーの上位資格として扱われている。
◇スペシャルティ・ダイバー
専門的な知識を身につける。
カバーン、ボート、ナイト、ディープ、サーチ&リカバリー、エンリッチド・エア(ナイトロックス)、ドリフト、水中スクーター(DPV)、ドライスーツ、淡水ダイビング、高所ダイビング、中性浮力(ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー)マルチレベル潜水、沈船、アイスダイビング、流氷ダイビング、自然環境保護、水中写真、水中ビデオ、ナビゲーション、器材、水中生物観察
◇マスター・スクーバ・ダイバー
アマチュア最高峰のランク。
◇テクニカル・ダイバー
ケイブダイビング、沈船ダイビング、大深度潜水(40m超)、混合ガス潜水、リブリーザーの知識と技術を身につける。
◇ダイブマスター
プロフェッショナルの入門レベル。プロとしての基本を身につけ、インストラクターのアシスタントとしてのほか、単独でも入門者を指導することができる。
アシスタントインストラクター
インストラクター開発コースの最初の一部として、プロとしての経験を積み、また、教育システムを習得する。
◇インストラクター
指導団体のリーダーとして、教育プログラムを実施できる。
インストラクターにはランクがあり、実施できる教育プログラムの範囲が異なる。最上級はコースディレクターで、インストラクター候補生を教育もしくはインストラクターのレベルアップ認定することができる。